
皆さまは花札(はなふだ)をご存じでしょうか。花札(はなふだ)は日本のかるたの一種で、安土桃山時代にポルトガルから持ち込まれ江戸時代に現在の形に発展したものです。
日本の花札は各地でそれぞれの図柄や呼び名がありそれぞれに特徴がありますが、一般に花札といえば八々花(はちはちはな)のことを指し、一組48枚に12ヶ月折々の花や草木が4枚ずつ描かれ、優美な花鳥風月の詩趣が表現されています。
武蔵野、越後花、越後小花(初期)、山形花、花巻花の一部の素札には古歌が記されています。
花札ごよみでは、花札の各月の花や草木、古歌をご紹介するとともに、その植物などを通して季節の移り変わりを感じていただければと思っています。
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9月:菊に盃(さかずき)五節句の一つ旧暦9月9日の『重陽の節句』は別名『菊の節句』と言われています。
重陽は、奇数を縁起が良い陽の数と考え、最大の奇数である9が重なる9月9日は縁起のよい日とされました。
菊を飾ったり、菊にちなむ酒を口にしたりして、無病息災や長寿を願う行事が行われました。
菊は皇室の紋章に用いられており、特別な存在で、品位・品格の象徴です。
菊は不老長寿の薬効がある花として、奈良時代末頃に中国から日本に伝わりました。
重陽の節句には酒に菊の花びらを浮かべて飲む菊酒の風習があり、 縁起の良い花とされるため、お祝いの盃と組合せで表されています。





