2025.8.22
二十四節気 処暑 8/23〜9/6
次第に暑さがおさまってくる頃。
残暑はまだ厳しいものの、暑さは峠を越してに向かっていく。
夏の太陽の勢いが徐々に鎮まり、朝晩は過ごしやすくなる時期。
台風が多く発生し、災害が増える時期でもあり備えが重要です。

七十二候 
 初候 8月23日(土)〜8月27日(水) 綿柎開(わたのはなしべひらく)
 
 次候 8月28日(木)〜9月1日(月) 天地始粛(てんちはじめてさむし)
 末候 9月2日(火)〜9月6日(土) 禾乃登(こくものすなわちみのる)


次候 9月2日(火)〜9月6日(土) 禾乃登(こくものすなわちみのる)
穀物が実る時期です。
春からを育ててきた農家さんにとっては嬉しくもあり、今年の運命が決まる時期だと言えます。
この時期に生育よく育った稲穂が重くなり、稲穂の頭が垂れ下がって緑色だった田んぼ黄金色に変化していきます。
黄金色に輝く田んぼと澄み切った青空の風景を見ると秋の訪れを感じずにはいられません。
この頃になると、好きの人は早く新米が食べたいと待ち遠しく思う方も少なくないのでは。
しかし、問題なのは自然災害です。
大雨日照りなど昨今の異常気象地球温暖化による災害が多く、の品質が悪くなり、収穫量は年々減少しています。
この時期の気候が出来を左右しているといっても過言ではありません。

昨年より米不足が問題となっています。
皆さんの食卓もその影響が少なからずあったのではないでしょうか。
この時期のの生育によっては来年も同じく米の不足が続いてしまう心配があります。
米農家さんが安心して米作りができ、日本国中で安定的に美味しくお米が食べられるようになって欲しいものです。

実るほど頭を垂れる稲穂かな」ということわざがあります。
知識や経験を深めるほどに謙虚であるべきだという意味です。
日本の将来を左右する方々にも、実りの多い時期にして欲しいと切望します。

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2025.8.7

二十四節気 立秋 8/7〜8/22
少しずつ涼しくなり、の気配が漂い出す頃。
ヒグラシの鳴き声が目立ち始めます。
ヒグラシの声は、夏の終わりを告げ、秋の訪れを知らせてくれます。
お盆の時期でご先祖様の供養に里帰りする方も多くみられます。

七十二候 
 初候 8月7日(木)〜8月11日(月) 涼風至(すずかぜいたる)
 次候 8月12日(火)〜8月17日(日) 寒蝉鳴(ひぐらしなく)
 末候 8月18日(月)〜8月22日(金) 蒙霧升降(ふかききりまとう)

次候 8月12日(火)〜8月17日(日) 寒蝉鳴(ひぐらしなく)

寒蝉は「かんせん」「かんぜみ」と読み、意味は秋に鳴くセミ
秋に鳴くセミとはヒグラシツクツクボウシのことです。
ヒグラシは日本ではその鳴き声からカナカナカナカナ蝉などとも呼ばれます。
漢字表記は茅蜩秋蜩日暮晩蝉などがあり、秋の季語
ツクツクボウシは晩夏から初秋(8月下旬から9月上旬頃)に発生するセミで、特徴的な鳴き声でツクツクホーシオーシンツクと呼ばれます。
呼び名はつくつく法師寒蝉寒?などがあり、秋の季語

セミの鳴き声といえば日本の夏には欠かせないものです。
セミの生息は時期や地域によって種類が違っています。
一般的によく見かけるセミが鳴く時期は、近畿地方では7月からは「ニイニイゼミ」「ヒグラシ」、7月中旬から「アブラゼミ」、7月下旬からは「クマゼミ」「ミンミンゼミ」。
8月下旬からは「ツクツクボウシ」と時期によって鳴いている種類が違います。

ヒグラシは秋の季語でもあり、「カナカナカナ」と鳴く鳴き声は涼しげで、過ぎていく夏を惜しんでいるような物悲しさを感じますが、実は7月から鳴いているのです。
日の出前や日没後の気温が低い時間に鳴くため、夏の終盤のイメージですね。
鳴き声も優しく感じられるので、他のセミの鳴き声に押されてあまり聞こえてこないのかもしれません。

子供の頃は暑くなりだすとニイニイゼミが鳴き始め、もうすぐ夏休み!とウキウキし、夏休みになるとクマゼミの声に起こされ、プールの帰り道にはアブラゼミの声を聞き、セミの大合唱蝉時雨)を聞きながら夏休みの宿題をするのが定番だったように思います。
夏休みの自由研究にクマゼミの幼虫を見つけて、自宅のカーテンに止まらせ羽化の様子を観察したこともありました。
そして、夏休みが終わる頃、ツクツクボウシの声を聞き、あ〜夏も終わりだなと寂しく感じていました。
しかし、最近はニイニイゼミの声を聞くことなく、いきなりクマゼミの声を聞くようになりました。
子供の頃はあまりいなかったアブラゼミも以前より多くなり、 聞こえるセミの声も昔とずいぶん様変わりしたようです。
これも地球温暖化の影響なのでしょう。
今後、私たちがセミの声季節を感じることも無くなってしまうのかもしれませんね。

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2025.7.22

二十四節気 大暑 7/22〜8/6
一年で最も暑さ厳しくなり盛夏を迎える時期。
日中の最高気温が35度を超える「猛暑日(もうしょび)」が続いたり、夜になっても気温が25度を下回らない「熱帯夜(ねったいや)」で寝苦しい夜となります。
太平洋高気圧に覆われる影響で、湿度も非常に高くなるのが特徴です。
普段から熱中症に気を付けて過ごしてください。

七十二候 
 初候 7月22日(火)〜7月27日(日) 桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)
 次候 7月28日(月)〜8月1日(金) 土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)
 末候 8月2日(土)〜8月6日(水) 大雨時行(たいうときどきにふる)


末候 8月2日(土)〜8月6日(水) 大雨時行(たいうときどきにふる)
夏の大雨がときどき降る頃です。
夏の強い日差しによって地面が暖められ、上空との気温差が大きくなる事で大気が不安定になり、積乱雲が発生して雨が降ります。
このような夏の午後から夕方にかけて降る急な大雨を「夕立ち」といいます。

夕立ち」は夏の季語で、夏の風物詩
他にも色々な呼び名があります。
歳時記では「ゆだち」、「驟雨(しゅうう)」「白雨(はくう)」、「喜雨(きう)」と呼ばれます。
関東東部などでは「神立(カンダチ)」、神奈川県丹沢地方の「大山神立」、長野県佐久地方の 「浅間立」「蓼科立」、愛知県知多半島一帯では、「イセムラダチ」「オキムラダチ」、 四国や九州南西部の地方名としては「サダチ」。

現在ではあまり使われることがなくなっていますが、各地で夕立ちを降らせる夕立雲の呼び名がありました。
関東地方では「坂東太郎」、京阪地方では「丹波太郎」、滋賀県方面の「比叡三郎」、 奈良県方面の「山城次郎」周辺地域を含めて「奈良次郎」「和泉小次郎」「近江小太郎」「摩耶九郎」など。
九州では「筑紫二郎」「比子太郎」、他の地域でも「信濃太郎」、「四国三郎」、「上総入道」など。


私の子供の頃は暑い夏の日の夕方にザーッと降る夕立ちがしばしばありました。
真っ青な空に大きく成長する入道雲、いきなりの大雨が鳴り慌てて避難することも。
しばらく降った後は 焼けた地面に雨が降ったせいで、水蒸気が立ち込めたようなムーッとした空気になった記憶があります。
時にはが現れ、ちょっとしたラッキーに出会ったような・・・
夕立ちはそんな夏の終わりを連想させる季節の言葉だったように思います。

最近では「夕立ち」と呼ぶような雨が降ることがなくなったように感じます。
その代わりにゲリラ豪雨と呼ばれる集中豪雨局地的豪雨の情報があちこちで聞かれるようになり、この時期は災害の多い季節に変化してしまっているようです。

春小雨夏夕立に秋日照り」ということわざがあるように、春や夏の適度なと秋の好天が稲が豊作になるという天候の条件でした。
夕立ちは稲作にとって大切なものの一つだったことがわかります。
しかし、近年は夕立ちの代わりに毎年のように100年に一度の大雨と言われる雨が各地で降り災害が起こっています。
片や稲の生育期に雨が降らず、米が不作になる地域があるなど大きな被害があります。
これは偏西風の影響や地球温暖化が原因といわれており、私たちの環境に対する課題となっています。

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2025.7.7

二十四節気 小暑 7/7〜7/21
梅雨明けが近づき、暑さが次第に強まっていく時期。
日が長くなり、朝晩でも気温が高く、蒸し暑くなります。
梅雨が明けると一気に夏の太陽となり気温が上がります。
今年の梅雨明けは全国的に早い予想で、西日本では平年より10〜20日ほど早く6月下旬に梅雨明け宣言がありました。

七十二候 
 初候 7月7日(月)〜7月11日(金) 温風至(あつかぜいたる)
 次候 7月12日(土)〜7月16日(水) 蓮始開(はすはじめてひらく)
 末候 7月17日(木)〜7月21日(月) 鷹乃学習(たかすなわちわざをなす)


次候 7月12日(土)〜7月16日(水) 蓮始開(はすはじめてひらく)
蓮の花が咲き始める時期。
は池などで咲く花で開花は7月から9月くらいです。
はインド原産の多年生水生植物で、地下茎は蓮根として食されています。
蓮の花は夜中からつぼみが開き、早朝に花を開かせ、午後には再びつぼみになって閉じます。
と似たような花にモネの絵画で有名な睡蓮(スイレン)がありますが、とは違う別の花です。
睡蓮は「蓮華(れんげ)」といい、仏教において「シンボル」として尊ばれています。
仏様が安置されている台座は蓮華座(れんげざ)といい、蓮華を模したものです。
は泥より出でて泥に染まらず」という言葉があります。
その言葉は”は泥の中で育っても、泥に染まることなく美しく咲き誇る”というの清らかさを示しています。
早朝の静かな水面から顔を出して美しい蓮の花が咲いている光景は、どこか別世界のように見えます。
これから来る本格的な暑さの前の涼やかな景色を楽しむことができる時期です。
早起きして涼しい朝の時間に蓮の花を見に行き、清々しい気持ちになるのもいいものかもしれませんね。

仏教と結びつきのある蓮華の花には3種類の花があります。
それぞれの特徴をまとめてみました。



インド原産の多年生水生植物。
地下茎は蓮根として食されています。
他にも海外では葉、種子、芽、花、茎など余すことなく、薬やお茶、食用、糸などの原料として使用されています。
花の時期は、7月〜9月頃。
地下茎から芽を出して茎を伸ばす。
葉よりも長い花茎を水上に出して、白またはピンク色の1輪の花を咲かせます。
葉は円形で表面に艶のない、水をはじく浮き葉。
花は早朝に開き、午後には蕾になるのを数回繰り返したあと、3日程度で咲き終わる。

睡蓮
世界各地の熱帯、亜熱帯、温帯に約50種類が分布している多年生水生植物。
食用には向かない。
花の時期は、5月〜10月頃。
地下茎から根を張り、茎を伸ばす。
花は一般的に水面で咲き、花弁の色は白色、黄色、赤色、紫色など。
葉は切れ目が入った心形または矢じり形で、表面に光沢がある、水を弾かない浮き葉。
花はお昼ごろ咲き始め夕方前には閉じる。

蓮華草
東アジアから中国が原産のマメ科の一年草。
高さが10〜20センチくらいで 花の色はふつう紅紫色ですが、まれに白花種や受粉後に紅色に変化するバイカラー種もあります。
以前は緑肥として田んぼに種を蒔いてレンゲ畑になっていましたが、今ではほとんど見られなくなりました。
花の形が蓮と似ているため、蓮華と呼ばれるようになったようです。

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2025.6.21

二十四節気 夏至 6/21〜7/6
日の出から日の入りまでの時間がもっとも長い日が夏至です。
同じ日本でも、緯度によって微妙に時間が違います。
気温はこれからどんどん上がっていく時期です。
夏至を起点に雨が増えることも多く、日本では「梅雨のピーク」となる事が多い。

七十二候 
 初候 6月21日(土)〜6月25日(水) 乃東枯(なつかれくさかるる)
 次候 6月26日(木)〜6月30日(月) 菖蒲華(あやめはなさく)
 末候 7月1日(火)〜7月6日(日) 半夏生(はんげしょうず)

末候 7月1日(火)〜7月6日(日) 半夏生(はんげしょうず)


半夏は、烏柄杓(からすびしゃく)のことです。
半夏生烏柄杓の生える頃という意味があります。
カラスビシャク(烏柄杓)は道端などで見られ、種だけでなく塊茎やムカゴの部分でも増え、その強い繁殖力のため畑では厄介者とされます。
一方で生薬としての効果があり、「半夏」の生薬名でも知られています。
日本では北海道から九州にかけて分布し、田畑や道端で見られます。
草丈は30〜40cmほどで、開花時期は5〜8月です。
夏至から11日目は半夏生(はんげしょう)といわれ、 梅雨明け間近、梅雨明けすぐの頃で、田植えを終える時期とされています。
関東地方や、奈良県、和歌山県などに、田植えが終わる半夏生のころには、ちょうど収穫したばかりのを使って「半夏生餅(はんげしょうもち)」を作り、 食べる習慣が伝わっています。
関西では、稲の根がタコの足のように強く深く、広く根付いてほしいと願い、タコを食べます。


関西でタコと言えばたこ焼きが有名です。
たこ焼きと言えば大阪と思われがちですが、兵庫県明石市の明石ダコを使った『明石焼き』も有名です。
同じ形状のタコの入った食べ物で”たこ焼き”と呼ばれますが、明石焼きは大阪のタコ焼きとは少し違って地元では『玉子焼き』と呼ばれています。
タマゴと出汁と明石ダコ、じん粉で作ったタコ焼きのことで、他の具材は入っていません。
(※じん粉とは小麦粉からたんぱく質「グルテン」を取り除き、残ったデンプンを精製して作られる粉です。)
たっぷりのタマゴと出汁で作られるため、トロトロの食感で、お箸で持ち上げると崩れてしまいそうなくらい柔らかです。
中に入った大ぶりのタコは歯ごたえがあり、噛めば噛むほど味が出て美味しいです。
食べ方もソースではなく、お出汁につけていただくのが基本です。
外国人にも人気のたこ焼きですが、明石焼きも是非食べてみて欲しいです。
きっと美味しさに感動してもらえると思っています。


明石ダコ(あかしダコ)は、明石海峡または兵庫県明石沖で獲れるマダコのこと。
6月〜8月に旬となり、梅雨あけの毎年7、8月ごろに漁は最盛期を迎え、年間漁獲量のほぼ半分を占めます。
捕獲量は日本一で、全国的に有名な兵庫県の地域ブランドになっています。
この海域は海底に起伏があり岩場や砂場が多く、エビやカニ、貝類など良質なエサも豊富なうえ、激しい潮流にもまれて足が太く短く、陸でも立って歩くほど力が強く生育するため、弾力ある歯ごたえとうまみが特長となります。
明石では同じく身の引き締まったも有名です。

半夏生農業に携わっている人にとって、美味しいお米を育てるために大変重要な時期であるため、である食べ物を食べ、健康農作物の出来を願っていたという事が伺えます。
現在はコメ不足でコメの値段が上がり続けており、コメ離れも懸念されています。
米農家さんは天候不順の影響などから、一生懸命コメを作っても生活が出来る対価が得られず、農業をやめざるを得ない状況になっています。
これからの日本では
米農家さんが減っていき、日本のお米を食べる事が難しくなっていくかもしれません。
それに伴う祭り伝統行事などもなくなってしまうのでしょうか。
日本の稲作農業の未来が明るく開けて、伝統行事も絶えることなく末永く続いて欲しいと願っています。

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2025.6.5

二十四節気 芒種 6/5〜6/20
芒種の時期は、イネ科植物種をまき麦の刈入れ田植えを行う目安とされています。
芒種の時期である6月に入るとの日が増え、いよいよ梅雨が本格化してきます。
全国的に梅雨入りし、高温多湿の気候になるので、体調や食糧の管理には十分気をつけましょう。
育てている草花は、梅雨の前に切り戻しをして風通しを良くし、水やりを控えめにして梅雨を乗り切りましょう。

七十二候 
 初候 6月5日(木)〜6月10日(火) 螳螂生(かまきりしょうず)
 次候 6月11日(水)〜6月15日(日) 腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)
 末候 6月16日(日月)〜6月20日(金) 梅子黄(うめのみきばむ)

末候 6月16日(日月)〜6月20日(金) 梅子黄(うめのみきばむ)
の実が黄ばんで熟すという意味。
梅雨入りとともにの実が熟すことをいいます。
梅雨はちょうどの実が熟す頃に長雨になる事から『梅雨』と書かれるそうです。


ウメ(梅、学名: Prunus mume)は、バラ科サクラ属の落葉高木、またはその果実のこと。
果実を利用する果樹や観賞用花木の多数の園芸品種があります。
地域によってもの実が熟すのは若干異なりますが6月頃がの収穫期です。
青梅は6月の初旬、完熟梅は6月中旬から7月中旬にかけてになります。
未熟なものは有毒であるものの、果実は漢方薬や梅干梅酒梅肉エキスなどに加工して食用にされます。
は医者いらずといわれるように、クエン酸などの効果として、熱中症予防夏バテ疲労回復肥満防止などの健康効果が注目されています。

近畿地方では和歌山県みなべ町の『紀州みなべの南高梅(なんこううめ・なんこうばい)』が有名です。
南高梅』は皮は薄く、サイズが大きいのに種が小さいため実が厚く、果肉が柔らかいのが特徴です。
酸味が強く、さっぱりしているため主に梅干し梅酒に利用されています。

私の実家には梅の木があり、実がなると青梅梅酒梅シロップ、黄色くほんのりと赤くなった完熟梅梅干し梅ジャムにしていました。
の実が熟すといい香りがして、今年もこの季節がやって来たなぁと季節を感じます。
しかし、近年は少ししか実が生らなくなっていたため、 ご近所さんに分けて頂いていました。
今年は多く実をつけているので、梅酒梅干しを作る予定で楽しみにしています。
昔、祖母が作ってくれた梅干しは塩分が多くとてもしょっぱい梅干しでしたが、 最近は健康を気づかって塩分控えめにして作っています。
私は、今ではあまり食べる事はありませんが、子供の頃は周りに塩が付くほどよく干して硬くなった梅干しが好きで、おやつ代わりに食べてました。


梅干しの作り方をご紹介
材料(完熟梅1kgの分量)
梅(完熟):1kg *完熟していないものはザルに広げて黄色くなるまで置く
あら塩:150g
消毒用ホワイトリカー(35度):50ml
〈赤紫蘇漬けにする場合〉
赤紫蘇:200g
あら塩:30g


準備するもの
厚めのビニール袋:2枚
バット:2枚もしくは樽などの容器:1個
重石用ペットボトル(中身入り):梅と同じ重量くらい
大きめのボウル、大きめのザル、竹串、布巾、ペーパータオル、保存瓶

作り方
1、 完熟梅を使用し、傷がないかを確認する。
2、 梅をボウルに入れてたっぷりの水で傷つかないように優しく洗う。
3、 ふきんで水気を拭いて、竹串でヘタを取る。
4、 清潔な布巾やペーペータオルで水気をきれに取って二重にした袋に入れる。
5、 袋に入れた梅にホワイトリカーを入れ、まんべんなく梅にまぶす。
6、 あら塩を入れ梅全体に塩が行き渡るように袋を振る。
7、 袋の空気を抜き、口を縛る。
8、 バットで挟むか、樽に入れ中蓋をしペットボトルの重石をのせ1週間ほど置く。
9、 梅酢が完全に上がったら重石を半量にする。
10、赤紫蘇の葉を摘んでたっぷりの水で2〜3回洗いよく水分を切る。
11、大きめのボウルに紫蘇と塩の半量を加え、よく揉んで汁を絞って捨てる。
  これを何度か繰り返し、しっかりとアク抜きする。
12、アクを取った紫蘇をボウルに入れ、出来た梅酢を入れて紫蘇をほぐし発色させる。
13、塩漬けの梅に紫蘇と色づいた梅酢も入れ、袋の空気を抜いて口を縛りもう一度重石をのせる。
14、3週間から1ヶ月程漬け込んで、梅雨が明けた晴天が続く日に土用干しをする。
15、バットにペーパータオルを敷き梅を取り出して汁気を切る。
  残った梅酢は料理などに使用する。
16、ザルに梅どうしがくっつかないよう間隔をあけて並べ日当たりの良い場所で干す。
  紫蘇も汁気を絞り梅と同様に干す。干した赤紫蘇は細かく粉末状にし自家製のゆかりに。
17、1日に数回上下を返す。
18、夜はそのままにして夜露にあてるか、取り込むかは好みで。 夜に雨が降りそうな場合は取り込む。
19、好みの硬さになるまで干して完成。(最低3日間は干す)
20、清潔な保存容器に入れ保存する。


紫蘇を使わない場合は10〜13の工程は不要です。
塩分量はお好みで変更可能ですが、10%以下にするとカビが生えてしまう可能性が高くなります。
初めて作る場合は10〜15%で作る事をお勧めします。
カビの原因は水分が残っている、容器が清潔でない、傷んだ梅、塩分が低いなどが考えられますので、作業時に注意して作るようにしてください。
残った紫蘇梅酢に新生姜を入れて漬けると、きれいな色の紅ショウガになります。
白梅酢にはちみつを入れショウガを漬けても美味しいです。
思ったよりも簡単なので、是非チャレンジしてみてください。

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2025.5.21

二十四節気 小満 5/21〜6/4
「しょうまん」と読みます。
あらゆる生き物が勢いよく成長して生命力に満ちるという意味。
日差しまって気温が上昇する時期。
梅雨入り前の穏やかな気候が続くため、新緑を楽しむのに最適です。
秋蒔き小麦が成熟する時期であることから、この時期に降るを「麦雨(ばくう)」、 麦畑に吹き渡るを「麦嵐(むぎあらし)」と呼びます。

七十二候 
 初候 5月21日(水)〜5月25日(日) 蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)
 次候 5月26日(月)〜5月30日(金) 紅花栄(べにばなさかう)
 末候 5月31日(土)〜6月4日(水) 麦秋至(むぎのときいたる)


末候 5月31日(土)〜6月4日(水) 麦秋至(むぎのときいたる)
秋にまかれ、冬を越したが熟して収穫の時期を迎える頃。
一面に広がる麦畑が陽光を浴びて黄金色に輝き、実ったが収穫の時を待つ様子を意味します。
麦秋(ばくしゅう)」とは、夏の季語です。

イタリア・ナポリ近郊、ヴェスヴィオ山の麓にあった古代都市のポンペイは、 西暦79年のヴェスヴィオ噴火で発生した火砕流によって地中に埋もれたことで知られています。
その遺跡では小麦を挽く石臼が発掘され、小麦で作られたパンが焼かれていたことがわかりました。
しかも、パン屋さんがあったということです。
日本の栽培は弥生時代の中期頃には行われていたようです。
現在の日本は、人口は減少傾向にあるものの食糧用小麦の一人当たりの年間消費量は、安定的に推移。
国内産食糧用小麦の生産量はまだまだ不足しており、需要量の8割強を輸入に頼っています。
小麦パンをはじめ、麺類おまんじゅうお菓子お茶ビールなどさまざまに使用され、私たちの食生活に欠かせない食物です。
は遥か古代の時代から世界各地で変わらず私たちの生活を支えてくれている植物なのです。
ここ数年、外国産小麦の価格上昇、消費者の健康志向、食の安全への意識の高まり、国産小麦の品質向上もあり、国産小麦の需要がさらに高まると考えられます。
国産小麦の需要の拡大に伴い、食糧需給率の向上を目指す国の政策もあり、水稲から小麦への 転作も進む傾向です。


我が家の周りには田畑があります。
以前は各個人がだけを作っていましたが、現在では管理組合が田を管理し、二毛作が行われています。
5月の初旬に黄金に実ったの収穫が行われると、辺り一面に刈り取ったの香りがして、もうすぐ田植えが始まるのだなと季節を感じます。
採れたお茶スパゲティーの麺などに加工されていると聞いています。
爽やかな風に吹かれる金色に輝く麦畑初夏の澄んだ青空の景色を見ると、古代の人たちもこのような景色を見ていたのだろうかと思いを馳せ、脈々と流れる時に受け継がれてきた伝統がこれからも続いていくのだと感じ、これからの未来の風景を見たい気持ちになります。
日本の食料国内需給率が高まり、これからも美しい麦畑の風景が未来に続く事を願っています。

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2025.5.2

二十四節気 立夏 5/5〜5/20
の兆しが見え始める頃、の始まり。
が生い茂ってくる頃で、種まき田植えが始まる時期です。
気温は高くても湿気が低いので、爽やかで過ごしやすい時期です。
しかし、紫外線も多くなる時期なので、紫外線対策は十分に行いましょう。

七十二候 
 初候 5月5日(月)〜5月9日(金) 蛙始鳴(かわずはじめてなく)
 次候 5月10日(土)〜5月14日(水) 蚯蚓出(みみずいづる)
 末候 5月15日(木)〜5月20日(火) 竹笋生(たけのこしょうず)

末候 5月15日(木)〜5月20日(火) 竹笋生(たけのこしょうず)

タケノコが顔を出す頃。 の旬は春のイメージですが、
には種類があって、春のは「孟宗竹」で、この時期のは「真竹」となります。
真竹は別名「苦竹」ともいわれ、収穫後時間を経過したタケノコは、エグみが出るのであく抜きが必要ですが、掘りたてはエグみがほとんどなくとても美味しいです。
その他に「淡竹」もあります。それぞれの特徴を記してみました。

孟宗竹(モウソウチク)】
日本のタケ類の中で最大で、直径18cm、高さ25mにもなる。
中国が原産で日本では北海道南部以南に分布。
節の輪が1本で太く、全体的に白い粉が付く。
開花周期は60年〜70年、花が咲いた後は、地下茎ごとすべて枯死してしまう。
筍の時期は4月頃、皮に産毛があり、アクが強いため、アク抜きして食す。
肉厚で柔らかく、甘みと風味があります。 一般的に販売されている筍で馴染みがあります。
材質は、弾力性に欠けるため、建築や農漁業用資材、竹炭の原料として利用される。

真竹(マダケ)=苦竹(ニガタケ)】
直径15cm、高さは10m〜20m程。中国が原産あるいは日本で自生していた、と二通りの考えがある。
中国や日本の本州から沖縄に分布。節の輪が2本、青々として手触りが滑らか。
開花周期は120年、開花した後は一斉に枯れてしまう。
筍の時期は5月〜6月上旬頃、皮に毛がなくて、黒い斑点がある。
細身で肉質はやや硬め、コリコリした食感と風味があり歯ごたえが良い。
筍の中では苦味やアクが多い方ですが、アクは孟宗竹よりも少なく、味は美味しい。
新鮮なら生のままお刺身として食べられるほど柔らかく甘みもあります。 市場にはあまり出回らない。主に関西から九州で多く食されている。
材質は、弾力性があるなど優れており、建築や竹細工、楽器、工芸品などに利用される。

淡竹(ハチク)】
 直径3〜10cm、高さ15m程。中国が原産で日本では北海道南部以南に分布。
節の輪が2本で、幹が淡い緑色で白い粉が付く。
筍の時期は5月中旬〜6月中旬頃、皮が赤紫色で、肉質が薄く、あまりアクやえぐみがなく、淡白(たんぱく)な味。
新鮮であれば生食できる。市場にはあまり出回らない。主な生産地は長野県。
材質は細く割りやすいため、茶筅などの茶道用具に利用される。


私の実家には真竹竹藪があり、毎年5月頃からを採って食べています。
と言えば筍掘りというように、頭を出したを掘るイメージですが、真竹は伸びたを切り取る方法で採ります。(私は蹴って折ります。簡単でストレス解消になって楽しいです。)
採りたてはアクが少ないので、米ぬかなどを使わずに皮をむいて茹でるだけ。
あとはお好みの料理に使用できます。
私のお気に入りは、たけのこご飯天ぷらです。
はどの種類も収穫した後すぐに下茹でするのがおススメです。
長時間常温保存するとアクやえぐみが出てくるため、新鮮なうちに下茹でして美味しくいただきましょう。

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